Aira's bookshelf

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書棚の片隅でコーネル・ウールリッチ愛をささやく

2017-03-06から1日間の記事一覧

エレノア・サリヴァン編『世界ベスト・ミステリー50選 (下)』

(読了日:2016年12月19日) ジョージ・ハモンド・コークス「キチンときれいに」 エレベーター係のメリーと現金給与運搬中の恋人が箱内で強盗に襲われた。刑事によると彼がこうした目に遭うのは二度目だといい、メリーが動揺している間に彼は連行されてしまう…

エレノア・サリヴァン編『世界ベスト・ミステリー50選 (上)』

(読了日:2016年9月14日) ジョン・ディクスン・カー「赤いかつらの手がかり」 C・デイリー・キング「消えた美人スター」 最初から胡散臭さぷんぷん。案の定とんだ茶番劇だった。見張り多数の中、誰にも見られずに外へ出られるはずはないのに人が失踪って、い…

G・K・チェスタトン編『探偵小説の世紀 (下)』

(読了日:2016年8月25日) ヘンリー・ウェイド「三つの鍵」 アントニイ・マースデン「遺伝」 H・C・ベイリー「青年医師」 F・A・クマー「豚の足」 途中から主人公の狙いがわかってしまったけれど、彼のスマートさが好みのタイプだったので楽しめた。しかし、…

シャーリイ・ジャクスン「お告げ」を読んで

昨日『街角の書店 18の奇妙な物語』(創元推理文庫, 中村融編) に収録されているシャーリイ・ジャクスン「お告げ」を読んだ。「くじ」など不気味な雰囲気の作品であまりにも有名なジャクスンが、まさかこんなにほのぼのとした小品を書いていたとは!今年一番…

The Time of Her Life (1931)

(未邦訳作品につき『コーネル・ウールリッチの生涯』(早川書房) を参考に内容を紹介) Story 友人と一緒に出かけたパーティーで、うんと歳の離れた裕福な作曲家ウィルビーから気に入られたポーリーンは、花束・本・衣服・手紙といった熱烈な愛情表現を受ける…

A Young Man's Heart (1930)

(未邦訳作品につき『コーネル・ウールリッチの生涯』(早川書房) を参考に内容を紹介) Story 主人公ブレアは、父の浮気が原因で母親と離ればなれの生活に。父はパーティー三昧の堕落した生活を送り、次から次に新しい恋人を作っては別れる始末。ブレアは家の…