Aira's bookshelf

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書棚の片隅でコーネル・ウールリッチ愛をささやく

The Body Upstairs (1935)

(未邦訳作品につき『コーネル・ウールリッチの生涯』(早川書房) を参考に内容を紹介)

Story

刑事ガルブレイズは、自宅で入浴していたところ、天井から血が滴り落ちてくることに気付く。上階の部屋へ立ち入ってみると、そこにはアイロンで頭を殴られて即死したと思われる女性の死体があり…

Aira's View

ウールリッチは、警察の人間が異常なまでにサディスティックな行為を公然と行う場面を多々描いており、それが彼の作品を彩る特徴の一つとなっている。本作においても、自白の強要、誤認逮捕、身体的・精神的暴力といった、刑事の残酷性の描写が目立つ。