2019年の読書活動を振り返って
2020 年。例年より何となくさらにおめでたい雰囲気の漂う「令和最初のお正月」が終わったと思ったら、あっという間に二月も過ぎ去ろうとしています。
2019 年。いろいろな経験をしました。体調がすぐれず、大好きな読書から遠ざかってしまった時期もありました。その分、少しずつ調子がよくなって再び本を読めるようになった時の喜びは大きかったですね。読書は自分とって欠かせないものなのだと改めて感じました。
では… 今年もまた出遅れ感が満載ではありますが、2019 年の読書活動をまとめてみます。
読んだ短編の数 (超短編を含む)
172 作品
最初に読んだ短編
オースチン・フリーマン 「前科者」
最後に読んだ短編
エラリイ・クイーン 「エイブラハム・リンカンの鍵」
新たに好きになった二人組
エドワード・D・ホック 「ジュールズ・レオポルド警部 × フレッチャー警部補」
ベスト短編 8 (読んだ順)
01. スティーヴ・フィッシャー「間違えられた女」切なすぎる運命のいたずら
02. ウィリアム・F・ノーラン「交通違反」脳内BGMは「ターミネーター」のアレ
03. リチャード・エリントン「さよなら、コーラ」傷心の男による美しい引き際
04. ブライアン・ガーフィールド「スクリムショー」旅先で偶然再会した旧友が…
05. ウォーナー・ロウ「支払いはダブル・ゼロ」頭が切れる男のカッコよさに酔う
06. ジョージ・ド・ルースネー・リオン「不足の成分」奇妙な味の固形石鹸
07. ジョゼフ・ハンセン「犬」ゲイの主人公に漂う控えめで淋しげな空気が秀逸
08. H & A・L・ビルカー「部屋さがし」オーウェル「1984 年」× カフカ「城」
抒情的で胸に迫るものから、SF、サイコ、賭け、儚い恋、ディストピアまで。色とりどりの短編が記憶に残った 2019 年でした。今年もまたたくさんの作品と出会えますように…